スピードラーニングの聞き流しと私がしてきた勉強の違い

私が英会話を身につけるためにしたこととスピードラーニングの違い

 

聞き流すだけで英語が話せるようになるのか、これについて私が英会話を身につけるまでに実際にしてきた勉強と比較をして考えてみたいと思います。

 

私が英会話を身につけるためにしてきたことは、英語を聞き流すことだけではありません。

 

むしろ、英語を聞き流す勉強をしたのは全体で見ればわずかなものでした。

 

私が英会話を身につけるためにしてきた勉強は以下のものがあります。

■スピーキング

 

英会話表現をおぼえること

 

文法に従って頭の中で英語を組み立てる練習

 

自分の口から英語を話してみる練習

 

場面や相手に合わせて英会話表現を使い分けること

 

相手に話しかけられたときにすぐに反応できる練習

 

 

■リスニング

 

英語の音を1音ずつ理解する練習

 

英語のスピードに慣れる練習

 

ディクテーション
(聞いた英語を紙に書き出す練習)

 

精聴
(集中して英語を聞くこと)

 

多聴
(英語の聞き流し)

 

 

■英単語

 

英単語を見て日本語訳がわかること

 

日本語訳を見て英単語がわかること

 

単語の発音をおぼえること

 

単語のつづりを正確に書けるようになること

 

単語が文章中でどのように使われているのかを理解すること

 

 

■英文法

 

肯定文・否定文・疑問文などの文章構造を理解すること

 

5文型を理解すること

 

品詞と文章中での品詞の並びのルール(修飾の関係)を理解すること

 

慣用表現など知らないと理解できないものをおぼえること

 

動詞の不規則変化など例外的な文法を理解すること

 

 

■発音

 

口の開け方

 

舌の動かし方、舌をつける位置

 

発声方法

 

アクセント

 

リズム

 

ここではリーディングとライティングはさておき、私は英会話を身につけるためにそれぞれのスキルごとにこれほど多面的な勉強をしてきました。

 

ざっと見て「これほどやることがたくさんあるのか」と感じた人が多いはずです。

 

これほどやることが多い英会話の勉強をなぜ「聞き流すだけ」というたった1つの方法で解決できるのでしょうか。

 

たしかに、これほどたくさんのことを聞き流すだけで解決できると言われれば誰もが興味を持つはずです。

 

だからこそ、スピードラーニングの販売元がそう言いたのは理解できます。

 

しかし、重要なのはそれが本当に効果的な方法なのかということです。

 

私自身が多面的な勉強をした結果として英会話を身につけたため、それを肯定することはできません。

 

最近のスピードラーニングの広告では、聞き流しでTOEICの点数が上がったということも言われています。

 

しかも、広告に登場しているのは800点台後半のハイスコア獲得者です。

 

たしかにスピードラーニングの聞き流しはリスニングに効果があるので、TOEICのリスニングの点数が上がるのは納得ができますが、TOEICはリーディングがテストの配点の半分を占めることを考えると不可解な部分があります。

 

視覚を使わない英語の聞き流しで、視覚のみを頼りにしたリーディングの点数が上がるとは私は思いません。

 

どうしてただ英語を聞き流すだけで、英語が話せるようになったり、TOEICの点数が上がったり、これほどいろいろなことに、そして大きな効果があると言えてしまうのでしょうか。

 

「海外のニュースが聞き取れるようになった」ということが言われている広告もありますが、これについては納得することができます。

 

その理由は、聞き流すことはリスニングの勉強だからです。

 

しかし、聞き流すことがリスニングの勉強を抜け出して、スピーキングや発音、TOEICなど全面的に英語に対して聞き流しが効果がある、聞き流すだけで上達できてしまうと宣伝をしてしまうのは、説明不足だと思います。

 

(電話レッスンでこれらを学ぶことができるとの反論もあるかもしれませんが、電話レッスンには使用の条件がありますし、そもそも「聞き流すだけ」というキャッチコピーと反しています)

 

スピーキングや発音、TOEICなどを専門とした教材を販売している業者からしたら納得がいかないことでしょう。

 

これからスピードラーニングを使おうと考えている人は、この点について冷静に考える必要があります。

 

英語の聞き流しについては、英語に慣れる、英語を学ぶ習慣をつける、聞き取りの強化をするという点においては重要な役割を果たします。

 

英語のベースを作るという意味では良いです。

 

しかし、英語をマスターしようと思えば、英語を聞き流すだけで完結することはなく、多面的な学習をしていく必要があると私は考えています。

 

そして何より、ただ英語を聞き続けているのよりも、実際に英語を話してみる練習をしたり、発音について重点的に理解して学んでみたりと、いろいろな学習メニューに幅を広げた方が英語を学ぶ楽しみを実感しやすいと思います。

 

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スピードラーニング第19巻